その農園で、利用者さんにも見守られながら育ったスイカ。
農園担当職員の言葉「特に何もしていないのに何故かこんなに大きく育ってしまいました・・・」
どうでしょうこの「私、今が食べごろなんです」と自ら訴えかけてくるようなこのフォルム。
そんなスイカの声を聞いてですよ、ただ切っておやつでどうぞ、では味気ない。男が廃るってもんです。
そしてまた唐突ですが、ここ三和の里では毎日午後に「グループワーク」を実施しています。
利用者の皆さんに、ゲームやクイズで時には協力し合い、時には個人個人で競い合って頂き、「私そういうの参加するの苦手だわ」という方には応援にまわって頂いたりもしながら、利用者の皆さんに心も体も元気になってもらえるような時間を提供しています。
そしてそのグループワークの時間に食べごろのスイカがある・・・とくれば、「せっかくならその時間にスイカ割りをやって楽しもう!」という流れになるのはとても自然なことですよね。
では早速!スイカ割りといえば目隠し、ですね
目隠しが完了したらプラスチックのバットで心置きなく殴りかかって頂きます
「あれ?割れないねえ」なんて言いながらバトンタッチ
お次の挑戦者も勢いよくビシ!っと・・・割れない
こちらは大きく振りかぶってから・・・割れない
反対側からも攻めますが・・・割れない
この他にも数名挑戦して頂きましたが・・・ヒビすら入らず
スイカ割りでスイカが割れないってことはつまり、流しそうめんでそうめんが流れていないレベルの問題が起こっているわけです。まずい・・・非常にまずい。
この状況を打破すべく、デイサービスの管理者を(回してから)投入
「えいっ!」(割れない)
ちなみに、スイカ割りを開始してここまで40分。
そしてつまりは「スイカってプラスチックのバットじゃ割れないんだ!」という知恵を習得するまで40分を要した三和の里の職員・・・。
それならば、とあっさりこういう方法で
ぐいっと
ぱっかーん
あらまあ美味しそう!
その後、ほったらかしで勝手に育ったスイカは切り分けられ、利用者の皆様のお口へと運ばれていき、「甘くて美味しい!」の声を多数頂きました。(食べているところの写真が無い・・・)
ちなみに、同じ農園で育てたにも関わらずあまり育ってくれなかったスイカもございまして
そちらはこんな具合に真っ白でしたよ
大変慌ただしいスイカ割りとなりましたが、参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
来年も美味しいスイカを育てて(スイカが割れる棒も用意して)、またスイカ割りを行ないたいと思います!
いや~本当に楽しかった!